夏 ・ 火〜心 ・ 小腸系

一年の中で最もエネルギーが旺盛な季節が夏です。

今、地球では熱が上手く循環せず、猛暑による影響が多くなっています。

天地のエネルギーの交流が盛んに行われ、上昇する熱によって積乱雲が発生し、夕立や雷となって大地に降り注がれる循環も、形を変えて激しさを増しています。

これは熱の循環が悪くなってしまった影響なのでしょうか。

本来、植物の葉は熱を吸収し、クロロフィルで発電して酸素を放出し、二酸化炭素をでんぷんに同化して根に貯えるという植物のサイクルの働きが少なくなってしまった事も、原因のひとつになるのかもしれません。

林業、農業、漁業など、自然と共にある産業が中心に盛んな時代は、山も川も海も、それぞれの人達が自分達の持ち場である環境を大事にし、山を守る為の森林伐採により、きれいにしたり、土を耕したり、海の水をきれいにする為の循環を考えた漁の仕方を調整したりと、環境を大事にして頂いていたお陰で、全ての循環が上手く行われ、自然環境が保たれていたのだと思います。

しかし世の中の動きの変化により、地球温暖化が進み、今はその影響が人の身体にも大変な事が起きてしまう様になってしまいました。

「気を付けて下さい」と言われる事が多く、色んな事の対応が必要になりました。

しかし、それも人によって身体によって違いがありますので、情報はあくまでも参考にして頂き、日頃から自分の身体は自分で感じる事を意識して頂き、自分に合った対応が大切になると思います。
自分の事は自分にしかわかりませんので、自分で守っていきましょう。

夏は、【心】と関係し、血液循環の原動力である心臓と、食べ物を血液に変える(腸管造血)小腸で構成され、体内での熱や血液の循環を管理しています。

【心】は精神が宿るところでもあり、意識や思考、睡眠を支配していますので、心が弱ると血液や熱の循環が滞った症状や、意識障害などが現れることがあります。

また、『喜び』は【心】に属するため、嬉しい時には心臓がトキメキます。喜び過ぎると心が亢進し、かえって心臓に負担がかかり、脳神経を傷めることが起こることもあります。
例えばお祝い事が続いた後、疲れてしまい気力をなくしたりするのもこのためで、心が弱ると焦燥感といって「あせり」が出やすくなります。

気が短くてそそっかしいようであれば、【心】の働きが亢進していると考えられます。

「喜び」と「笑い」は少し違っていて、笑いは中庸な感情で、おかしいとおなかをかかえて笑います。笑いで横隔膜が振動するため、お腹にあった血液が全身に行き渡ります。
また、笑いは小腸を動かして腸管造血力を高めるだけではなく、造血した血液を全身に循環させる血液促進の働きも担っています。

ですから、「笑い」や「トキメキ」は緊張を緩めて血行を良くし、熱を滞りなく全身に循環させてくれます。まさに、若返りの秘訣です。

皆様も、毎日の生活の中で、『どんどん笑い』『たくさんトキメキ』ながら、ますます元気に若返りましょう!

続く…