土用 ・ 感情、過ごし方

食べ物から『地の気』が【脾】で取り込めなくなると、生命エネルギーの不足の症状が現れてきます。

また、生命エネルギーの不足が
『肝』に及ぶと貧血や痩せ細るなどの血が不足する症状。
『肺』に及ぶと息切れ、呼吸困難など、呼吸器や大腸などの症状。
『腎』に及ぶとほてりや喉の渇き、赤黒く乾燥した皮膚などの症状、
『全身』に及ぶと、気力がない、やる気が出ない、だるいなどの慢性疲労症候群といわれる症状。

また、エネルギー不足はあちこちの臓器が緩むことから、胃下垂、ヘルニア、脱肛、子宮肛、弛緩性便秘などまで波及してきます。

脾は五行の中心なので、胃腸トラブルだけにとどまらず全身の不調へと発展していく可能性があります。

この時期は食べ過ぎてしまうことだけではなく、精神的に思い悩むことが、身体への影響も大きくなります。

思い悩むことは胃腸を疲れさせますので、そんな時にさらに大量の食べ物が入ってくると、ますます消化作業のために働かないといけなくなります。

そうすることでオーバーワークになった臓器達は、全身に休んでもらえるように不調という形でメッセージを送ってきます。

思い悩むということは、起きた出来事や人間関係、言葉、状況を受け入れられず、何とかその状況を変えたいと考えます。 しかし、なかなか状況や人を変えることは出来ません。
そこで身体は消化不良を起こします。

納得できなくて…
なんで?
どうしたらいい?
どうにかしたいという感情が湧いてきます。

今は特に情報社会ですので、色んな不安や心配を引き起こす情報もたくさんあります。

まだ起きていないことを心配したり、さらに考え過ぎて心配のあまり恐怖感を覚えてしまうことなども起きてきます。 また、神経が過敏になると細かいことまで気になって、周りの人にあれこれ指図したくなってしまうかもしれません。

思い悩むことからの解放はなかなか簡単なことではないのですが、 まず、不安になるような情報をストップすること。

過去に起きたことを再燃させない、未来の起きるかどうかわからないことを心配しない、これらのことを、 ちょっと自分の意識から外して今のこと、目の前の必要最低限やらないといけないことだけに集中してみましょう。
すると、少し自分が【今】【ここ】【自分】に戻ってきますので、安定するまで繰り返してみましょう。

周りの情報や意見に惑わされることなく、 しっかり【自分の中心】を取り戻すのです。

土用は変わり目です【土】は中心です。 土は育んでくれます。 ぜひ、この時期にもう一度自分と向き合う作業をしてみましょう。